借金総額約500万円。家族に内緒で自己破産しました。
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嵐のような20日間。
2006年08月13日 (日) | 編集 |
無事に田舎から脱出し、母親の暮らす町での生活が始まりました。
母親はずっとここで暮らしていたので、以前3ヶ月だけ通った小学校から同じ校区の中学校に通うことになります。
3月の終わりに卒業して、4月の10日ごろが中学の入学式。
このわずか20日ほどの期間、本当ならやっと一緒に暮らせるようになった母親と幸せにのんびりと暮らすはずの20日間。
なのに蜜柑は嵐に見舞われます。

記憶が断片的にしかないのですが、思い出せる範囲で書きますが・・・。

何故か蜜柑はまた父親といるのです。
田舎ではありません。
なぜ一緒にいることになったのかは覚えていません。

まったく初めての知らない土地でアパートを探しています。
部屋を何軒も一緒に見て歩きました。
結局のところ、1階に5~6軒の2階建ての普通のアパートの一室に住むことになります。
家財道具は一切ありません。
2DKのアパート。
蜜柑はその地区にある中学校に通うべく、制服を新調します。
父に1日500円をもらって蜜柑は一人で1日を過ごしていました。
どこの土地か全く分からない土地で、蜜柑は散歩ばかりしていました。
ここに何があって、ここの道はこうなってる。
幸い土地勘はあるようで、いつも迷子にはならず帰っていました。

そんなある日の夜、台所の横の小さな窓から人の声がしました。
『蜜柑ちゃん! 蜜柑ちゃん!』
ビックリして行ってみると母の友人でした。

『どうしたの??』と聞くと『蜜柑ちゃん一人? お母さんと迎えに来たから荷物まとめて!』と言われました。
よく状況はつかめなかったけど、とりあえず衣装ケース2個分の荷物をまとめてすぐに運び出しました。
そしてドアの新聞受けから鍵を投げ入れ、アパートを後にしました。

なんだか誘拐されてるみたいでスリリングでした。
でもまた母と暮らせる嬉しさでいっぱいでした。

またもといた母の家に戻ったのですが、蜜柑は外出一切禁止。
窓際に近づくことも当然ベランダに出ることも禁止されました。

どうやら母親の作戦です。
蜜柑がアパートから消えた。
でも母親のところにもいない。行方不明。
ということにしたいらしい。

母親と暮らしたい一心の蜜柑が家出をして、しばらくして母親のところにやってきた。
だから父じゃなく母と暮らした方がいい・・・という流れにもっていくべく計画?なんだろうか。

蜜柑がアパートを出てからすぐに、母親の実家に父親から電話があったらしい。
『蜜柑がいなくなった!!』とかなり慌てた様子だったとか。
仕事が終わりアパートに帰ると娘はいない。
玄関に鍵が落ちてる。
慌ててそこら辺を探したんだろうか・・・。

蜜柑は父親からの愛情を信じていないので、そんなことをしたかどうかは考えられないが、ちょっとだけ想像してみた。

父親から電話を受けたのは、母親の兄にあたる伯父さん。
伯父さんは母の実家での唯一の男だったため(祖父は蜜柑が生まれる前に他界)、いつも何事かの時は助けてくれていた。
でも母はその伯父さんにも嘘をついた。

『え! 蜜柑は来てないよ!!』
役者だな~。嘘つきだな~。
敵を欺くには味方から・・・を実践してくれた母でした。

それからしばらくたって、またどうしてなのかは分かりませんが、場面は蜜柑が父親と住んでいたアパートにうつります。

テーブルをぐるりと取り囲んで、蜜柑・兄・父・母・伯父さんが座っています。
その場の空気はものすご~く重いです。

重~い空気の中、伯父さんが言いました。

『お前たちはどうしたいんか?』

そんなこと・・・答えは決まっています。
でも重い空気に兄も蜜柑も口が開けません。
ただただうつむいているばかりです。

だけど蜜柑はどうしても母と暮らしたかった。
だから唇をかみ締め、勇気を出して顔を上げました。

蜜柑:『蜜柑はママと暮らしたい!』
伯父:『そうか、○○(兄)は? どうしたいんか?』
  兄:『俺も・・・』

そうして話し合いの結果、蜜柑と兄は母親と暮らすことに決まりました。
母親の家へ戻った時は、中学校の入学を明日に控えた時でした。

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